「認知症」って何でしょう

(公益社団法人認知症の人家族の会のWebより引用)

http://www.alzheimer.or.jp/?page_id=3067

認知症は単なるもの忘れとは違います。

母が認知症と診断されてピックリしました。

それまではもの忘れがあっても、「歳相応だろう」と

思っていましたので。でも、母の様子は歳をとって

自然に起きるもの忘れとは何か違っていました。

思い返せば、一つの出来事(エピソード)を

すっぼり忘れてしまっていることがありましたが、

あれが認知症のサインだったのです。お正月に

家族みんなで楽しく過ごした後に、

「えっ、そんなことあった?」なんて。

ちょっとした生活の変化に気づけば、私たち家族でも

早い段階で見つけられるんですね。

認知症とは知的な面で日常生活に支障をきたす病気です。

介護の先輩でも、これまで何の問題もなく生活していた

母が認知症だなんて認めにくいですね。それに知的な

面は決して一様に悪くなるのではありません。

あることは家族がピックリするほど出来なくなっても、

多くのことは普通にできていました。

認知症は一度獲得した知的な能力が脳の変化によって

低下すること、と開いていたのですが、

まさか我が家で起きていたとは…。

脳細胞にカスのようなものが溜まり、

脳が縮んでいくアルツハイマー型認知症と、

脳の中の血管が詰まり、小さな脳梗塞がたくさんできる

血管性認知症に分けられますが、母はアルツハイマー型

でしたから、少しずつ生活のいろいろなことを面倒がる

ようになりました。血管性認知症の人は早い段階で

感情が激しくなり、喜怒哀楽がはっきりするそうです。

周りの者が本人の生活の変化に気づくことが大切です。

認知症は慢性の病気です。

今になって考えれば、もう少し早い時期に「病気」

として日を向けていれぼよかったと思います。それと、

認知症は決して高齢者だけにあるものではないんですね。

先日も若くして認知症になった人がもの忘れの

苦しみや家族への感謝を語っておられる記事を新開で

読みました。心臓病や糖尿病と同じように慢性の病気と

して上手に付き合うことが大切だとは分かっては

いたのですが、現実には、母のもの忘れを

目の当たりにすると、何だか情けないような気になって、

母につらく当たってしまって自分がイヤになることがありました。

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今回は認知症についての情報でした。

周りの者が本人の生活の変化に気づくことが大切です

と書かれていますが、生活の変化を感じる事は相当難しい

のではないでしょうか?

その理由は人は、他人のことは見ているようで、見ていない

事が多いですから・・・・・

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