「禅に学ぶ家族に想いを伝えるエンディングノート」
著者:田口誠道さん 100ページより以下抜粋
遺言3つの勘違い
「遺言」と「遺書」を混同している方が多いようです。
第1に、「遺言は一生に一度だけ書くもの」と思っている方が多いのですが、そんなことはありません。遺書は亡くなる間際に一度だけ書くものですが、遺言は何度書いてもよいのです。遺言は法律行為ですので、認知症になり思考能力がなくなってしまったら、もうつくることはできません。認知症にならないまでも、病気になってしまうと、病気と戦うことで精一杯で遺言どころではなくなってしまいます。「まだ元気だから遺言など早い」のではなく、「元気だからこそつくれるのが遺言」なのです。作った後で家族の状況や財産の状況が変わったら、何度でもつくればよいのです。「そのうちに・・・」
と思っているうちに、死が迫ったときにはもう作れなくなってしまいます。
以上引用終了
いつやるの?今でしょ!ってCMがありましたが、遺言なんて・・・と考えるのが普通です。でもそれで良いのでしょうか?このブログを読んだら、持っている家屋や現金等の自己資産を確認してみては如何でしょうか?
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今回より3回に分けて遺言3つの勘違いをテーマに解説します。
