写真は参拝するお墓の内部です。お花が飾られていて、
お水も湧きだしており 、また焼香設備が整っています。
この写真では熊谷家となっておりますが、このプレートを自由にデザイン
する事ができるそうです。
両国陵苑について続きの話をします。
宣伝パンフレット上は、宗旨・宗派は問いませんと、
しっかり書かれております。
でも違う宗旨の人が、ここで供養されるのは、
ちょっと気が引けるのではと考えてしまいました。
(この施設によって、遺骨の収納場所が確保され、
遺された方々の心が休まるのであれば、それはそれで良い事と思いますが・・・)
また、この施設の良い点は、パンフレットより
冷暖房付き、
エレベーター付き、
お掃除や草取りが要らない、
お花やお線香を持参等がうたわれています。
これは、そのまま、既存のお墓がある所への不満を反映していると言えます。
夏とか冬は暑い・寒いので大変!
腰や足が悪いのでお参りが大変! バリアフリー化
花や線香を持って行かないといけない(荷物が増える)!
昔からの寺院ですと法事や葬儀がその場で出来る所が少ない!
こんな点を解決してくれる寺院があれば、檀家さんが喜ぶのでは・・・
この施設が高いとか安いとかは、人それぞれの判断が
ありますので、何とも言えませんが、このような施設が出来て、
消費者の選択肢が増えてくるのは事実です(パンフレット上は、
500墓限定 お墓一式72万円管理費含まず)。
近い将来、東京のお墓ってどんな形になっていくのでしょうか?
このような形の陵墓が増えていくのか?
納骨堂?
ロッカー式のお墓か?
樹木葬のような形なのか?
合同墓みたいな形なのか?
それとも散骨、手元供養などなど
これは、私達が考える先祖供養をどのようにしていくのか?を
考えさせられていることなのでしょう。
(昔は寺院で魂を供養して頂いた時代が長く続いたのですが)
私達が選択していく重要な問題ですね!

