増税前の駆け込み需要ってどうなの? | 非・常識な経営発想術

増税前の駆け込み需要ってどうなの?

消費税が増税が決まり、新築などの駆け込み需要が増えている。

新築などの高額物件はエンドユーザーを煽りこの時期にと進めるのは分かるが、リフォームはその新築業者から影響を受けている。

もうすでに一部のメーカーの人気商品は納期が通常の4倍にもなった。今後も新築の完成に向けて仕上げ業者の不足も予想される。

過去の消費税導入、そして消費税が5%になるときの駆け込み需要も同じで、その後は3か月から6か月間消費は冷え込んだ。

我々の仕事はタダ物を売ればいいのではなく、手間も時間もかかるのでそうそう受注はできない。

確かに今の時期は仕事に追われている。

しかし、職人の確保に無駄な時間が掛かるしストレスも感じる。

暇な時期のようにはすんなり手配ができない。


私個人的には、この時期の仕事は控えて増税後のどこも暇な時期が自由に仕事ができると思っている。

猫の手も借りたいこの時期に急いで仕事をしても完成度も低い。

そしてこの時期に新築購入もどうかなと思っている。今は完全に売り手市場だが、増税後は一気に買い手に主導権ができる。

大型家電店も地デジに切り替える直前に各店凄い売り上げを上げたようだがその後はまるで売れなくなった。平均的にならしてみればそうは変わらないのだ。

賢い選択は増税後のように思うのは私だけだろうか?