キンカンを記念樹に
我が家のキンカン(金柑)は今年は豊作です。
毎日黄金色の実を摘んできてはかじっています。
完熟だと全く苦味もなく甘酸っぱく、まるごといただけます。
疲れているときにかじるとホント元気になりますよ。
このキンカン、息子が生まれた年に記念樹として植えたものです。
植えたとたんにお向かいに家が建ち、日当たりが心配されましたが、
無事に育ってくれました。
どうせなら食べられるので果樹がいいと、特に何も考えずに決めましたが、
実は記念樹には、それぞれの目的によってふさわしい樹があるそうです。
気になったので、キンカンがどうなっているのか調べてみました。
●記念樹としてのキンカン
・栄誉をたたえるとき・・・金色の実は輝かしい栄誉のしるし。
・昇進・栄転祝い・・・昇進・栄転後も金色の実が幸運をもたらすように。
・退院・快気祝い・・・病気克服の記念樹に。実には栄養豊富で病後に最適。
・願を立てたとき・・・大願成就の幸運のしるし。
うん、なかなか悪くないようです。
キンカンの実は民間薬として咳や、のどの不調に効果があるとされ、
金橘(きんきつ)という生薬名までついているようです。
収穫が楽しくてついつい完熟前に摘んでしまい、
持って入って家のなかで見てみると、まだもうちょっと早かったりします。
ぎりぎりまで置いた完熟はもうやみつきになりますよ。
ぜひお試しを。