今年に入って株価の上昇も著しいが、最近のメタル関係(金 プラチナ 銀)の高騰ぶりは異常レベルです。一般的に株の調子が良い時は金利を生まないメタルは売られ株式投資に回されるのにメタルもバンバン買われています。理由を考えました。

 

①中国などのドル離れが進み、中央銀行が大量にゴールドを買っていること。

②ウクライナ戦争辺りから欧州の銀行も金(ゴールド)を備蓄し始めたこと。

③イスラエルがイランの大使館を空爆し、アメリカを巻き込む本格的な戦争の可能性が出てきたこと。

 

などと思います。有事になれば「紙幣は紙くず」になる可能性があることは歴史が証明しています。昔は金(ゴールド)に交換出来る「兌換紙幣」がありましたが、政府も信用できないとなると「紙に金か銀を混ぜて紙幣を作る」ことになるかもしれません。一番確実なのは「大判、小判」や「金貨 銀貨」ですが嵩張って使い勝手は悪くなりそうです。