振り返ると「針のムシロのアルハンブラ」までは緊張はしても、上がるというか「恐怖」を感じることはありませんでした。その後も何度かアルハンブラ弾いてますし、ほとんどは「予定通り」「残念ながら、これが実力でしょう」くらいに弾いていました。しかし「失敗」と言わざるを得ない演奏もありました。

 

①集中力が切れた。アストリアスさえ弾いておけば、「上手っ!」となるので「とりあえずアストリアス」ということで何度も弾いてますが、ゆったりした中間部でなぜかボーッとなり、見失いました。フレーズの途中でしたが静かに終わる雰囲気を出しテーマに戻り、あとは無事弾き終えました。フラメンコで最後のコード1フレットずれたこともありました。これも集中力不足と思います。

②焦って弾き始めた。一曲目にブレリアを弾いた時のことですが、心拍数が高い状態だったのか「速い・・・・」当然リズムに余裕も遊びもなく一本調子、しかも指がついていかない。ビデオ見返し「超見苦しい演奏」でした。深呼吸し、落ち着きを意識してから弾くように心がけました。

③背伸びした。 大聖堂です。いいカッコしようと実力以上の曲を弾き右手左手バラバラで「汚い演奏」になりました。緊張してもコントロールできなければ弾いてはいけないと反省しています。

④練習不足 インスピレーションで拍を間違え2ndと合わなくなり止ったことがありました。

 

肝に命じ今後に繋げるつもりです。