先日、ガソリンスタンドの奥様が菓子折りを持って「来月末に廃業します、長い間お世話になりました・・・」と来られました。あまりにも突然だったので驚くと同時に淋しい気持ちになりました。「店と客の関係」と言っても30年以上になると割り切れないものがあります。

 

一番大きなきっかけは「ガソリン」など石油備蓄タンクが法定年数を超え、新品購入となると数千万円かかるからです。電気自動車の普及などもあり廃業に決められたとのことです。

 

人口が減ってくれば「必需品」すら売れなくなって当たり前です。例えは良くないですが「魚が少ない場所で釣りをする」ようなものなので、ほとんどの商売は厳しくなっていくと思います。私の店も「下り坂」ですが、最近では「人と会うことができる」ことをありがたく感じています。