9月10日  新宿武蔵野館

 

 前回の「寝ても冷めても」共にお世話になっている、桃井章さんが観ると言っていた作品。あらすじは、単純明解で、今時の若者、女子1人と男子2人の物語。

同じバイト先の佐知子(石橋静河)と主人公の僕(柄本祐)は、ふとした事で肉体関係に陥るのだが、僕の同居人、静雄(染谷将太)とも3人で過ごす日常が始まる。

一方で、佐知子はバイト先の店長とも肉体関係がある。ある日酔った静雄は、佐知子に「今度,映画に行こう」とか「おやすみって言って」と言うのだが、僕は気にしないふりをする。僕はキャンプに誘われるのだが、断り、佐知子と静雄で行くことになり、それでも平気なふりをする。佐知子は店長との関係を清算するのだが、「私の事何か言ってた?」と僕に聞かれ、「佐知子をよろしくっていわれちゃったよ」と返す。キャンプから帰って来て、静雄のお母さんが具合が悪くなって病院に向かう静雄。僕は、佐知子に「わたし、静雄とちゃんと付き合うことになった」と告白する。

僕は、「そうか、良かった」そして、二人は別の道を歩き出す。冒頭と同じく、数を数え佐知子が戻るのを待つのだが、僕は走り出して、佐知子の元へ。「さっきは嘘ついた」と初めて気持ちを表現するが。

 

前回の「寝ても冷めても」同様、男子2、女子1の恋愛映画なのだが、今回は圧倒的に主人公の僕が優柔不断すぎ、かつ日頃の態度がクズ過ぎ。最初の幸子との約束はすっぽかすし、バイトは無断で休むし、年上に対する態度が酷すぎ。でも、静雄に対しては、すごくいい奴。帰宅すると、「お帰り」ってちゃんと言うし。静雄も静雄で、僕に対して「あいつ、傘持って行ったかな」とか。

コンビニのシーン、家飲みのシーン、クラブのシーンなど、アドリブで超リアルだった。途中、それらのシーンが長いのと、話の展開が遅くて、多少ダラダラ感はあったけど、同世代が観たら、もっと共感できるのだろうと思った。