転換期 | 渋谷で働くMazzoとモーリンのとある話

先日、東京ゲームショーにて大手ゲームメーカートップのディスカッションが有りました。



自分が以前所属していた会社の上司が登壇し講演していたので参加しました。



記事内容



ビジネスを考える上では、やはりどの様にお客さんからお金を頂戴する(課金)かとユーザー動向を知ることは必要ですが、もう少し開発よりの話が出れば良いと思いました。



どこのゲーム会社も携帯という課金システムが構築されている中で、移植したゲームを数々提供してきましたが



モバゲーやグリーの様なビジネスモデル先行型で簡易ゲームを提供してきた会社にお株を奪われて



苦戦しています。



また、PS3やⅩ-BOXの様に次世代機ゲームの開発費が高騰している為、どれだけ海外で売れるか?



というコスト高→グローバル回収という博打の様なビジネスになってきています。



元来、エンターテインメントというのは楽しさや遊びを追求、提供してユーザーへ価値を与えて行く事なので



お金や労力を掛ければ、良いモノが出来るという発送は全く持って違うと思っています。



ユニクロのヒートテックの様に機能重視+低価格というものを商品価値として築いたからこそ



ユーザー独自の価値感を上げ、お徳感→購入→ブランド化した成功例と言えると思います。



今回米国に行って、カジノが閑古鳥で自動車も売れていない状況を見ると



それぞれの嗜好性の違う国の人にどういう価値を提供していくかを考えて行かないといけないなぁと感じました。



映像ビジネスもゲーム同様に転換期入りました。



いよいよ、知恵比べの時代が到来してきた感じです。