おはようございます。
本日は県文の大ホールで福間洸太郎さんの演奏によるワンコインコンサートが開催されます。
今回はリスト生誕200年記念ということで、リストが作曲・編曲したものを演奏するそうです。
リストといえばクラシック音楽におけるピアニストとして最高の演奏者という評価や、超絶技巧練習曲などで難しそうなイメージを持たれがちですが、実はとっても聴きやすい楽曲や優しい曲も作っています。
「クラシックは理解できないと面白くない」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
もちろん楽曲の背景や造形を理解すれば、より楽しめるものですが、そうでなくとも十二分に満足できるものなんですよ。
クラシックに興味のなかった方もワンコインコンサートをきっかけに聴いてみてはいかがでしょうか?
PROGRAM
リスト 愛の夢 第三番
ショパン 私のいとしい人 (リスト編曲)
シューベルト 愛の便り (リスト編曲)
シューマン 献呈 (リスト編曲)
リスト ため息 (3つの演奏会用練習曲より)
リスト 小人のおどり (2つの演奏会用練習曲より)
リスト ラ・カンパネッラ (パガニーニ大練習曲より)
リスト ハンガリー狂詩曲 第12番
プログラムより抜粋したものなので、曲目が変更になることもございます。
個人的に今回のプログラムで聴いてほしい曲を一つだけ挙げるとしたら「献呈」ですね。
シューベルトは作曲家として時々、とんでもないものを作ったりもしますが、素晴らしく聴きやすい音楽を作る名手でもあります。
魔王や交響曲のイメージで重々しい感じもしますが、とりわけ室内楽曲においては180度違う印象を受けるのではないかと思います。
では皆様、ワンコインコンサートをお楽しみください。