エネルギー | Emotional Rescue.

エネルギー

■大宮アルディージャとアルビレックス新潟の2003・J2開幕戦。このゲームを振り返ったドキュメンタリーを見た。ゲームのポイントとなった黒崎が新潟のFKを距離不足で邪魔してしまい、2度目の警告を受けて退場する場面。裁定に対する大宮・菅野監督の回顧がとりわけ強烈である。
■「何て言うかな、サッカーのおもしろい部分を削ぎ取られちゃったって言うのかなぁ」。
■さて…少し前の話だが、俳優のレスリー・チャンが亡くなった。
■『ブエノスアイレス』(97年)という映画で、同性愛者の役を演じた彼が本当に同性愛者だとぼくは知らなかった。しかし「だから彼はあんなに上手かったのかぁ」と納得はできない。
■なぜなら、同性愛が彼にとっては日常だったわけで、ノーマルの性分のぼくが女性を愛する役を俳優としてやれと言われたら、それは酷な話だから。
■ウォン・カーウァイが監督をした『ブエノスアイレス』は、ぼくの好きな映画の1つ。画面がモノクロ・ワイドからカラー・4×3に途中から転換していることを気づかせない映画をぼくは他に知らない。
■「映画嫌い」を公言しているぼくでも、この作品は高校3年の時に受験勉強をサボって公開初日に観に行った。コマ落とし再生されて終わるラストシーンにノックアウトされた覚えがある。
■「この映画は240時間以上撮影したんだ。だから、私は1つの、100分超のブエノスアイレスを形にしたに過ぎないんだ」…そんなことを監督は、のちにサラッと語っている。