オシゴト手帳。 | 泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo

オシゴト手帳。

一日5人とお相手して、それを週4日、1ヶ月やると・・・

80人くらいと対戦しちゃうわけだ。

それでも一戦交えた相手のことは、そうそう忘れない。

興味深い相手に関しては、2度目の対面でも前回のことを

鮮明に覚えているし、第一セックスまでしておいて

記憶にさえ残らない男・・・というのも悲しいものだ。


人はどうだか知らんが、ことあたしに関しては、

あまり興味のない事柄(人間でもセックスでも)に対して、

記憶する余白がこの脳みそにはないらしい。

ということで、ある日から”オシゴト手帳”なるものを付け始めた。

日付・天気・体調・その日の衣装・下着を書く。

で、対戦相手を順番に記入していくわけだ。

名前・外見の特徴・話した内容・お持ち物の特徴・得意技・

好む体位・サービスの流れ・手ごたえ・・・・

そんなことを事細かに羅列してゆく。


期間が開いて指名として戻ってきた時に、非常に役に立つ。

特徴も個性も、話すことすらない常連客でも、

情報が増えていけば、なんとなく客を分かった気になる。

弱いおつむをフォローするため、いろんな努力をするあたし・・・

イジラシイ


1ヶ月ぶりに指名してくれたお客さん。

オシゴト手帳に

”愛人とブラジルにリオのカーニバルを見に行くとのこと”

とあったので、

「どうでした?旅行は」

と聞いてみた。彼は嬉しそうに

「楽しかったよ」

と言った。ように見えた。

「彼女も喜んでたでしょ?」

「そうだね、喜んでたよ」

「あたしも行ってみたいな、ブラジル」

お愛想で言ってみた。

「そう・・・」

なんだか反応がだんだん鈍くなってゆく客。

すっかり会話が止まってしまっていたたまれなくなったので、

オシゴオ手帳より、彼に好評だった

”マットでローションヌルヌルアナル攻撃”を開始した。

すると彼は1時間半もの時間を残して

逃げるように後ずさり、そして帰って行ったのだった。


今だからごめんなさい。

オシゴト手帳、

ひとつ前の客と




間違ってましたぁぁあああ