セックスの加減。 | 泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo

セックスの加減。

久しぶりに客でもなく、パートナーでもない男の子とセックスをした。

彼とは幼馴染で仲は良かったけれど、

彼はあたしが風俗嬢であることを知らないし、

セックスをするのも初めてだった。


あたしはかなり手を抜いた。

素人相手中心の彼のため、強いては自分のために、

もうあり得ないくらいに手を抜いた。

恥じらいなんてもの、どっかのどぶ川に捨て去って

ちっとも残ってないのに、

ふたりのセックスのために探して拾ってきた。

アナルに手を伸ばしてもいない、それどころか乳首すら舐めてない。

それなのにセックスの後に彼から出た言葉は

「お前、こういうサービス業向いてんじゃない?」


どの程度手を抜いたらいいのか、誰か教えてくれ。

疑われもせずがっかりもさせない、

初めてのセックスって、 一体どんな加減だったか、

あたしはすっかり忘れている。


会うたびやらせろ視線ギラギラで、瞳孔開ききってる彼を、

「いかにがっかりさせずに撃退するか」

これが目下、あたしの課題。