今月5日、千葉大学医学部の学生3人が、飲み会に参加した女性に乱暴したとして逮捕された事件で、新たに千葉大学医学部付属病院で研修中の医師が、同じ女性の体を無理やり触るなどしたとして準強姦わいせつの疑いで逮捕されました。
今回の事件で逮捕されたのは、30歳の研修中の医師1人と、22歳の医学部生1人と、23歳の医学部生2人でした。
医学部という超難関な試験を突破し、医師という誇り高き仕事に勤めるはずが、たった一瞬の欲望を抑えることが出来ず、将来を棒に振るとは、とてもお粗末な話ですよね。
このような強姦犯罪は言語道断ですが、先日、あるテレビ番組において「お酒に酔った女性の介抱をすべきか否か」という議論をしていました。
酩酊状態にある女性を介抱するというのは、道徳的には当たり前の話なのですが、これが「セクハラ」に当たるという事案が増えているようなんですね。
番組内では、「親切心で酔った女性の背中をさすった」という行為だけで、更迭されたという例が挙げられていました。
オーバーな例のようでもありますが、会社の内規では「女性の嫌がる事はセクハラ」と規定されていることも多いようです。(こういった現状で、男女平等を訴えかけるのは、なかなか無理難題ですよね)
もちろん、今回のような事件が、こういった事案を余計敏感にさせてしまっているという事もあるのでしょうが、親切心があだとなる世界が当たり前となってしまっては、軽く飲みに行くことも憚られてしまいますよね。
実際、「部下の女性と2人で飲みに行くこと自体がセクハラ」という認識も広がってきているようです。
抵抗できない女性に対して今回のような事件を起こしてしまう男性、何かとすぐに「セクハラ」と訴えかける女性、双方とも全体の中ではマイノリティだとは思いますが、こういった事例が起こってしまった時点で、このマイノリティがものすごく影響を持ってしまうんですよね。
お酒好きの私としては寂しい話ですが、男性は女性が飲みすぎないように気を配り、女性も自分で判断できる程度にお酒を抑える、お互いがしっかりと自己管理しなければ、お酒を楽しむのは難しいのかもしれませんね。
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