今日は12月1日。
2016年も、残すところ1ヶ月となりました。
SMAPの解散報道やベッキーさんの記者会見などが行われて11ヶ月と考えると、1年の早さを痛感してしまいますね。
12月は『師走』とも呼ばれ、「坊さんも走る忙しさ」「様々な物事が終わる」「当て字」など、様々な説がありますが、やはり「坊さんも走る忙しさ」というのが一番ピンときますね。
学生にとっては「期末テスト」や「卒業論文」、社会人にとっては「年末調整」「仕事の締め」、その他にも「大掃除」「クリスマス」「年末行事」など、どの世代にとっても一番忙しいひと月でしょう。
街には素敵なイルミネーションが飾られ、テレビでは大掃除グッズが多く紹介されていますが、これらの裏には、多くのビジネスが、いわゆる「年末商戦」が繰り広げられているんですね。
年始やゴールデンウィーク、最近ではバレンタインデーやハロウィーンなど、多くの時期に『商戦』が行われるわけですが、やはりイベントが集中する年末が1番熱い時期となるでしょう。
その『年末商戦』に拍車をかけるかのように、あるイベントがアメリカからやってきているのをご存知でしょうか?
それが『ブラックフライデー』です。
「ブラック」という言葉に、多少の悪印象を受けてしまう『ブラックフライデー』ですが、これはアメリカで行われる感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日に当たる金曜日の事を指します。
アメリカでは、感謝祭の翌日は休暇になることが多く、その『ブラックフライデー』に、売れ残り一掃セールのようなイベントを仕掛け、商売が繁盛する1日とされているんですね。(いわゆる「黒字」のブラックという事ですね。)
このイベントが同時に「年末商戦の幕開け」となるわけです。
この日は、世界的な有名ブランドの品が、半額で買えてしまうこともざらにあるようで、「欲しいものがあればこの日に買う」と意気込む人も多いようです。
この『ブラックフライデー』が、少しずつ日本でも取り入れられているというんですね。
イオンやトイザらス、ユニクロなど、大手企業が大幅割引のセールを「ブラックフライデー」「感謝祭」という名で行っています。
どこも売れ行きは好調のようで、最大半額以上にもなる商品を目当てに、行列が多くできています。
中には、クリスマスプレゼントをこの日に買って、クリスマス当日に渡すという方もいるようですね。
この「ブラックフライデー」は、はたして日本では普及していくのでしょうか。
隣国韓国では、一足先にこの「ブラックフライデー」を導入したものの、普及には至らず、現段階では「失敗」と評価されているようです。
消費する側としては、このお祭りのような商戦には、ぜひとも普及してほしいものですね。
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