日本時間の3日、メジャーリーグ・ワールドシリーズ第7戦のカブス対インディアンスが行われ、カブスが8-7で競り勝ち、1908年以来108年ぶりの世界一に輝きました。
先に4勝したチームが優勝というワールドシリーズで、1勝3敗と追い込まれながらも、その後3連勝を飾り、見事優勝にこぎつけました。
108年ぶりと聞くと、先日の広島カープの25年ぶりの優勝が短く感じてしまいますよね(笑)
カブスの優勝といえば、昨年話題となった「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」の作中でも取り上げられていましたよね。
1989年公開の同作で、2015年の未来にやってきた主人公・マーティが「シカゴ・カブスがワールドシリーズで全勝する」という報道を見て驚くシーンがあります。
カブスは1945年以来、リーグ優勝すら果たしておらず、「弱小球団」というレッテルを貼られており、作中でも皮肉表現として使われていたんですね。
アメリカ国内では、この108年間を『ヤギの呪い』と呼んでいました。
1945年に行われたシカゴ・カブス対デトロイト・タイガースのワールドシリーズ第4戦。
シカゴで居酒屋のオーナーを務めていた「ビリー」ことウィリアム・サイアニス氏は、溺愛していたヤギの「マーフィー」を連れ、このワールドシリーズ観戦にやってきたのですが、入場ゲートで「ヤギは悪臭を放つから入場禁止」と入場を拒否され、憤慨したビリーが「カブスはこれ以上勝つことはない。ヤギが球場に入ることを許されない限り、カブスがワールドシリーズを制することはない」と言い残し、その場を去っていったそうなんですね。
そしてこの年を最後に、シカゴ・カブスはリーグ優勝さえ成し遂げることが出来ませんでした。
ここから『ヤギの呪い』と呼ばれるようになったんですね。
一時は4点リードしたものの、8回の裏に3点を奪われ、同点となり延長突入。
流れは完全にインディアンスに傾いたものの、延長突入前に降雨により20分近くの中断。
この中断が結果的にインディアンスの流れを止めたように思います。
『ヤギの呪い』を解くために、慈善団体を中心に貧者へのヤギの寄付を行ったり、ヤギの飼育を行う活動を行ったりと重ねに重ねた努力が、呪いを解く恵みの雨を降らせたのかもしれませんね。
カブスファンの皆様、おめでとうございます♪
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