八月の濡れた砂/石川セリ
「あたしの夏」は,サザンでもボブ・マーリーでもなくて,石川セリなのだ!
「悲しみさえも 焼きつくされた あたしの夏は あしたも続く」
ドラマティックな出来事など起こりはせず,何の痕跡もそこには残らない。悲しみさえも焼きつくされて,輪郭のぼやけた茫々たる世界が続く。そんな「あたしの夏」が愛おしい。
それにしても,なんて素敵なタイトル!「八月の濡れた砂」――これだけで夏は言い尽くされていると思う。夏を語るに,これ以上何もいらない。この一言で「至れり尽くせり石川セリ」なのだよ。
※名古屋の猛暑は,あしたも続く。この暑さの中で仕事や病院通い(消化管内科,皮膚科,口腔外科,歯医者に,母親の糖尿病外来への付き添い)が続き,さすがにブログを書き続ける体力と気力が失せました!
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