おとといアップした「I'd Rather Go Blind」はエタやクラレンス・カーターのほか,いろんなシンガーが歌っているが,中でもスペンサー・ウィギンズのバージョンは秀逸。ウィギンズについては,特にヒット曲もなくメンフィスで細々と歌い続けた,サザン・ソウルのマイナー的存在。ソウルミュージックの歴史からすればもはや忘れ去られた無冠のシンガーだが,その商業的価値から彼のシンガーとしての実力を見限ってはならんだろう。実力のある歌手が必ずしもビジネス的成功を収めるとは限らない。ウィギンズはその好例。一聴すれば,その切れ味するどい喉から発せられるDeep Soulに血管がぶち切れるほどの衝撃を受けるに違いない。これぞ究極のサザンソウル!
エタやクラレンスと比べても勝るとも劣らないウィギンズの「I'd Rather Go Blind」をご堪能あれ!リアルタイムで聴いてたわけではないのに,どこか懐かしさというか限りない郷愁,心の中の敏感な部分を刺激されている感覚に出逢う。ちなみにビヨンセも映画「キャディラック・レコード」で歌っているけど,彼らと比べるとやっぱり見劣りする,というか聴き劣りするな。キレイ過ぎるのよねぇ。
I'd Rather Go Blind/Spencer Wiggins
Take Me Just as I Am/Spencer Wiggins
↓↓↓頭の"Take Me"というボイスとそれに続くホーンの音色でやられてしまうよ,たぶん。
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