[タイトル] 二月、せめて言葉だけでも 早くも二月は今日までで、明日なき身。露のように、というか露と共に、もろく、はかなく消え去る月。二月のかもめは、なんとはかなく飛び去りゆくのか。せめて言葉だけでも明るく爽やかにかけて、見送ってあげたい。 ところで、これまで詩や短歌などを紹介する場合、ウェブ上では当然といえば当然なのだが、横書きで書いてきた。読み手として、どうもしっくりこない部分が残るのは、そのせいも多分にあったと思う。今日は試しに縦書きで書いてみた(PCのみ対応)。心に受ける印象や響きは、微妙に違う。 あすをも知らぬ、露の身を、 「隆達小歌集」より |

