釧路旅行最終日の朝は、釧路市街の観光名所の一つ、和商市場にやってきました。
釧路駅から徒歩数分の便利な場所にあります。
和商市場
ゴーストタウンのような釧路市街ですが、市場の中はちゃんと活気があってホッとしました。
お土産に買おうと思ったタラバガニは、今は一杯まるごと獲れる時期じゃないのと領海を巡ってロシアと揉めているなどの理由で足の部分だけ売られていました。
その分お安く買えたけれど漁業の人達にとっては死活問題ですよね。
和商市場に来るなら外せない「勝手丼」を食す!
和商市場の名物に「勝手丼」があります。
最初に総菜屋でご飯を買って、好きな魚介類を選んでオリジナルの海鮮丼を作ることができます。
お好みの魚介類を選ぶことができる。
うかつにも私はホテルで朝食を済ませてきちゃったんだけど、ここで勝手丼を食べないと絶対後悔すると思ったので食べることにしました。
一番小さいサイズのご飯を選んだのでインスタ映えには程遠いオリジナル丼ですが、やっぱり美味しい!
おやつと一緒で別腹です。
選んだのはまぐろ、かんぱち、鮭フレーク、いくらの4種。
100円追加でカニの味噌汁もついてくる。
和商市場内にはお寿司屋、ラーメン屋もあるのでどこで食事をするか迷ったらまずここへ来れば間違いないと思います!
お腹も満たして、釧路市街を再び散策してから帰路につくことに。
バスツアーの出発地点と同じ釧路駅前バスターミナル内の自販機で切符を買い、釧路空港行きのバスに乗りました。
釧路空港離陸時に機内から撮影。
旅を振り返って
「オホーツクに消ゆの世界観を堪能しよう!」と意気込んでやってきた釧路。
その目的は達成できたけれど、それ以上にあまりに寂れた釧路市街の方が印象に残っています。
旅行最終日の朝も釧路市街を散歩したのですが、通勤、通学中の人の姿はほとんど見られませんでした。
市街地にある幸町公園。
私が訪れた5月中旬は桜の開花の時期でしたが、周りに誰もいないし肌寒いしで、ただただ「寂しい」の一言。
じゃあ「来なければよかった」かというと、全然そんなことはありません!
普段は地方都市の人口減少や財政難のニュースを見聞きしてもしょせん他人事で「へぇ~大変なんだなぁ」としか思わないけど、実際その場所に来て目の当たりにすると嫌でも考えさせられちゃいます。
釧路市街のあまりの廃れっぷりに驚いてスマホで検索したとき、この件を書いた記事やブログがたくさん出てきました。
旅行が趣味と言っても有名観光地ではなく釧路のように寂れた地方都市ばかりを回ってブログに残すというニッチな趣味を持つ人もいて、つくづく世の中にはいろんな人がいるもんだと思いました。
釧路は、また来てみたい場所だと思った
寂しい所だけど、個人的には釧路にはもう一度来てみたいと思いました。
今回食べられなかった釧路ラーメンや噂に聞いていた「なごやか亭」のお寿司も食べたいし、釧路湿原にも行きたいです。
釧路市街も釧路川を越えた南大通の方は見てこなかったので、私が見たのは所詮ほんの一部分に過ぎません。
もうちょっと行動範囲を広げて見て回りたいです。
なんだかんだ言いながらも、今回もいい旅ができたと思います!
宿泊先:コンフォートホテル釧路(Booking.comから予約)
バスツアー:バスツアーピリカ号(veltraから予約)
航空券(羽田⇔釧路):ANAのマイルで交換