2018年現在、日本⇔アイルランド間の直行便はありません。
今回の旅行ではエミレーツ航空を利用して、成田空港からドバイ国際空港経由でアイルランド・ダブリンに向かいました。
成田空港第2ターミナルにあるエミレーツ航空のチェックインカウンター
日本からアイルランドへ行くのに、エミレーツ航空ってどうなの？
はっきり言って、日本からドバイ経由でアイルランドに行くのはお勧めできません。
エミレーツ航空は、乗り心地やCAの対応は悪くなかったものの、長時間のフライトとなり身体に応えました。
今回のフライト及びトランジット時間の合計は、往路で約23時間、復路で約20時間にも及びました。
ダブリン旅行記（10）の通り、ドバイ国際空港内での移動にも時間と体力を使います。
疲れによる体調不良で、肝心の観光を楽しめなくなったら元も子もありません。
ヨーロッパの航空会社より航空券を若干安く買えますが、「ドバイ国際空港に行ってみたい」「トランジット時間にちょっとドバイ市内を観光したい」といった特別な場合を除いて、ドバイ経由でアイルランドへ向かうメリットはないと思います。
お世話になったガイドさん、一緒に食事をしたＢさんとも一番のお勧めはフィンエアーでした。
フィンエアーの拠点であるヘルシンキ・ヴァンター国際空港の造りがコンパクトで乗り継ぎに便利だからです。
Ｂさんに空港ごとの乗り継ぎの利便性を教えてもらいました。
◎ヴァンター国際空港（ヘルシンキ）
○スキポール空港（アムステルダム）
○シャルル・ド・ゴール空港（パリ）
△フランクフルト国際空港（フランクフルト）
×ヒースロー空港（ロンドン）
お得な価格でビジネスクラスへアップグレードできる？
私は航空券をエミレーツの公式サイトで購入したのですが、フライト予定時刻の数日前にこんなメールが送られてきました。
内容は、帰りのダブリン→ドバイのフライト間の座席を「72時間以内に追加料金66987円を払えば、ビジネスクラスにアップグレードしますよ！」というものでした。
正直に言うと、このメールを見て誘惑に駆られました 笑
通常のビジネスクラスだと片道何十万円もするので、「一区間とはいえ、追加料金約7万で済むなら思い出に乗ってみようかな」という気持ちになってきます。
「ビジネスクラスに乗る自分＝ステータスが上がった！」という虚栄心もくすぐられます。
危ない危ない、ホテル代の節約分が簡単に吹っ飛んでしまうところでした
個人的な考えなんですが、もし上記のようなメールが送られてきて「アップグレードしようかな？」と思ったら、成田⇔ドバイ間のフライトをアップグレードすることをお勧めします。
というのも、成田⇔ドバイ間の機種はエアバスA380で、ドバイ⇔ダブリン間のボーイングB777よりも広さと清潔感があって乗り心地が良かったんです。
アップグレード料金も決して安くないので、どうせなら乗り心地の良い機種の方でアップグレートした方が、より楽しい空の旅になると思います。
成田⇔ドバイ間は基本的にエアバスA380が運行しています。
Youtubeのエミレーツオフィシャルもエアバスの方を推してるっぽい。
帰国後にエミレーツ関係のメールのいくつかを削除してしまったので、自分が成田⇔ドバイ間のアップグレードメールをもらったかどうかは忘れてしまいました。
たぶんもらってない気がするんだよな。。。
気をつけて！乗り継ぎ便が『フライドバイ』だとどうなる？
Skyticketなどの航空券検索アプリでエミレーツ航空のフライトスケジュールを見ると、たまに乗り継ぎ便が『エミレーツ航空』ではなく『フライドバイ』になっていることがあります。
フライドバイとはUAEの格安航空会社で、目的地まで安く行けるというメリットがあります。
しかし安いだけあってデメリットもあります。
フライドバイはドバイ国際空港のターミナル２が運行拠点になっています。
エミレーツ航空の拠点はターミナル３です。
フライドバイ利用者の体験記を読んだだけの知識ですが、ターミナル２⇔ターミナル３間の移動はかなり不便のようです。
さらに、豪華絢爛なターミナル３に比べてターミナル２の設備はとても貧相のようで、貧しい国や危険地帯と言われている国へのフライトも多く、治安の面でも心配になってきます。
ターミナル３のゲート間移動だけでも結構大変な思いをしたので、海外旅行によっぽど慣れている人でない限り、乗り継ぎ便にフライドバイを利用するのはやめた方がいいです。
今後、アイルランドを含むヨーロッパ諸国へ行くのにエミレーツ航空を利用することはないと思いますが、ドバイに行く機会があれば勿論利用しようと思っています。
直行便はやっぱり楽ですよね