拝啓 社長さま -何度いってもダメならば、それは、言っても無駄ということです
拝啓 社長さま
社長が先日来、「私は何度も伝えている」というあの事です。
でも、実際に部下の方々に聞いてみたところ、社長がお伝えした
という内容は、トンと出てきませんでした。
そればかりか、まったく逆のことを言ってる方々もいらっしゃいました。
社長が、「何度も伝えている」はずなのに、なぜこのような
ことが起こるのでしょうか?
実は、理由は、2つあるのです。
今日はまず、そのひとつをお話したいと思います。
これは、社長もご経験があると思います。
社長が子供の時分のこと。
お母様に何度も同じことを言われた経験です。
お母様は、恐らく、「何度いったらわかるの?」
ということを、日常おしゃっていたことでしょう。
思い出されましたか?
実際、社長のお嬢様、息子様にも、今度は社長が、お母様と
まったく同じセリフをおしゃったご経験もある
のではないでしょうか?
「何度いったらわかるんだ!」
世間にいる親が一番多く繰り返す言葉のひとつかも
しれませんね(笑)
ただ、
ちょっとその場の雰囲気が違うことで、
子供が言いつけを守る時があるように思います。
それは、たまに、子供が
少し緊張する場面に遭遇して、親が子供に話すとき、
少々効き目があったりするのです。
同じようなことは、家庭にとどまりません。
社長がご経験された、学生時代の部活動でも、
あったことです。
後輩と先輩との関係は、今以上に厳しかったものと
想像しますが、その中でも、
ある誰かが言うと、後輩は、ともてその言いつけを良く聞くのに、
またある誰かが言ってもあまり、後輩が言われたことを実践しない
というケースがあったと思います。
それは、一体になにが原因だったのでしょうか?
言うことを聞かせられる人と、言うことを聞かせられない人
の違いはなんだったのでしょうか?
言葉は悪いですが、言うことを聞かせられなかった人は、
後輩に「なめられていた」のです。
これは、家庭でも、家庭以外の場所でも同じことが
おこります。
さて、職場の話しに戻しましょう。
なかなか認めたくない事実かもしれませんが、
社員が社長の言うことを聞かないのは、
「なめられている」からです。
少々、ビジネスライクに言い換えます?と
「それは、聞かなくても、大丈夫」
と相手が解釈していることです。
だから、行動を見る限り、社長が伝えている
「あのこと」は無視されているように
みえるわけです。
ここで誤解が生じるといけませんので、
部下の方々の名誉のためにも、もう少々補足
いたします。
私も、部下の方々の何割かを存じあげてますが、
いわゆる「なめている」部下の方々は全員では
ありません。
そして、多くの部下の方々は、日常業務について
忠実にその役割を実践されています。
つまり、部下の方々は、社長の言うことを、
聞いたり、聞かなかったりなのです。
この聞いたり、聞かなかったりがなぜ起こるのか
のメカニズムを知ることが、長期的に、社長の伝達力を
上げる上で、一番大切なことです。
部下の方々は、総じて社長のことを大変尊敬
されています。
だから、あのような優れた製品ができるのですよね。
ですが、なぜ、社長の言葉が、結果的に軽んじられるのか?
実は、この問題は、どんな組織、家庭にも起こるのですが
なかなかこの問題への対処が遅れるのは、
相手に悪意がないことが原因です。
つまり、相手も、故意に、社長の言葉を無視している
わけではないということです。
社長の言葉が伝わっていないではなく、
「あのこと」の重要性が認識されていないのです。
だから、「あのこと」への取組が、
人によってバラツキがあるのです。
部下は、社長と同じ価値感をもっていません。
「価値感」というと、ちょっとぼやっとしますので、
もう少し具体的にいいましょう。
部下が社長と同じような優先順位付けが出来ないのは、
社長と部下のみなさんには、2つの違いがあるからです。
ひとつは、能力的な違い。
もうひとつは、人格的な違いです。
実は、この2つが災いして、社長の指示は選別
されているのです。
「おいおい、ちょっとまてよ」
社長は、いま、心のなかで声を挙げてらっしゃるかも
しれませんね。
「なんで部下が俺の言葉を選別するんだ!」
ですよね。
私も同感ですよ。
でも、どうぞ、先程のメカニズムを踏まえて
いただいて、対処していただきたいのです。
今の状況は、とても自然な状態です。
悪意はありません。
だから、この状況には必ず対策が必要です。
その対策のヒントは、先程お話した、
家庭と、部活の事例にあります。
つまり、子供が親に従う時、後輩が先輩に従う時、
と同じ状況を作りだすのです。
それは、ある種の緊張状態を作り出すことです。
職場の場合は、
・フォーマルな会議を開催する
・そこで、優先順位も含め、ルールという形で
明文化して伝えることです
ここでのポイントは、
「フォーマル」と「ルール」と「明文化」
です。
次回お会いしたときに、具体的案
運用と、もう一つの理由を
お伝えしますね。
では、今日はの辺で失礼いたします。
次回○月○日お会いできますこと、楽しみに
しております。
時節柄、くれぐれもご自愛ください。
明日を叶える 決断コンサルタント
木村英一
http://www.change-growth.jp
社長が先日来、「私は何度も伝えている」というあの事です。
でも、実際に部下の方々に聞いてみたところ、社長がお伝えした
という内容は、トンと出てきませんでした。
そればかりか、まったく逆のことを言ってる方々もいらっしゃいました。
社長が、「何度も伝えている」はずなのに、なぜこのような
ことが起こるのでしょうか?
実は、理由は、2つあるのです。
今日はまず、そのひとつをお話したいと思います。
これは、社長もご経験があると思います。
社長が子供の時分のこと。
お母様に何度も同じことを言われた経験です。
お母様は、恐らく、「何度いったらわかるの?」
ということを、日常おしゃっていたことでしょう。
思い出されましたか?
実際、社長のお嬢様、息子様にも、今度は社長が、お母様と
まったく同じセリフをおしゃったご経験もある
のではないでしょうか?
「何度いったらわかるんだ!」
世間にいる親が一番多く繰り返す言葉のひとつかも
しれませんね(笑)
ただ、
ちょっとその場の雰囲気が違うことで、
子供が言いつけを守る時があるように思います。
それは、たまに、子供が
少し緊張する場面に遭遇して、親が子供に話すとき、
少々効き目があったりするのです。
同じようなことは、家庭にとどまりません。
社長がご経験された、学生時代の部活動でも、
あったことです。
後輩と先輩との関係は、今以上に厳しかったものと
想像しますが、その中でも、
ある誰かが言うと、後輩は、ともてその言いつけを良く聞くのに、
またある誰かが言ってもあまり、後輩が言われたことを実践しない
というケースがあったと思います。
それは、一体になにが原因だったのでしょうか?
言うことを聞かせられる人と、言うことを聞かせられない人
の違いはなんだったのでしょうか?
言葉は悪いですが、言うことを聞かせられなかった人は、
後輩に「なめられていた」のです。
これは、家庭でも、家庭以外の場所でも同じことが
おこります。
さて、職場の話しに戻しましょう。
なかなか認めたくない事実かもしれませんが、
社員が社長の言うことを聞かないのは、
「なめられている」からです。
少々、ビジネスライクに言い換えます?と
「それは、聞かなくても、大丈夫」
と相手が解釈していることです。
だから、行動を見る限り、社長が伝えている
「あのこと」は無視されているように
みえるわけです。
ここで誤解が生じるといけませんので、
部下の方々の名誉のためにも、もう少々補足
いたします。
私も、部下の方々の何割かを存じあげてますが、
いわゆる「なめている」部下の方々は全員では
ありません。
そして、多くの部下の方々は、日常業務について
忠実にその役割を実践されています。
つまり、部下の方々は、社長の言うことを、
聞いたり、聞かなかったりなのです。
この聞いたり、聞かなかったりがなぜ起こるのか
のメカニズムを知ることが、長期的に、社長の伝達力を
上げる上で、一番大切なことです。
部下の方々は、総じて社長のことを大変尊敬
されています。
だから、あのような優れた製品ができるのですよね。
ですが、なぜ、社長の言葉が、結果的に軽んじられるのか?
実は、この問題は、どんな組織、家庭にも起こるのですが
なかなかこの問題への対処が遅れるのは、
相手に悪意がないことが原因です。
つまり、相手も、故意に、社長の言葉を無視している
わけではないということです。
社長の言葉が伝わっていないではなく、
「あのこと」の重要性が認識されていないのです。
だから、「あのこと」への取組が、
人によってバラツキがあるのです。
部下は、社長と同じ価値感をもっていません。
「価値感」というと、ちょっとぼやっとしますので、
もう少し具体的にいいましょう。
部下が社長と同じような優先順位付けが出来ないのは、
社長と部下のみなさんには、2つの違いがあるからです。
ひとつは、能力的な違い。
もうひとつは、人格的な違いです。
実は、この2つが災いして、社長の指示は選別
されているのです。
「おいおい、ちょっとまてよ」
社長は、いま、心のなかで声を挙げてらっしゃるかも
しれませんね。
「なんで部下が俺の言葉を選別するんだ!」
ですよね。
私も同感ですよ。
でも、どうぞ、先程のメカニズムを踏まえて
いただいて、対処していただきたいのです。
今の状況は、とても自然な状態です。
悪意はありません。
だから、この状況には必ず対策が必要です。
その対策のヒントは、先程お話した、
家庭と、部活の事例にあります。
つまり、子供が親に従う時、後輩が先輩に従う時、
と同じ状況を作りだすのです。
それは、ある種の緊張状態を作り出すことです。
職場の場合は、
・フォーマルな会議を開催する
・そこで、優先順位も含め、ルールという形で
明文化して伝えることです
ここでのポイントは、
「フォーマル」と「ルール」と「明文化」
です。
次回お会いしたときに、具体的案
運用と、もう一つの理由を
お伝えしますね。
では、今日はの辺で失礼いたします。
次回○月○日お会いできますこと、楽しみに
しております。
時節柄、くれぐれもご自愛ください。
明日を叶える 決断コンサルタント
木村英一
http://www.change-growth.jp