2022年、7月の終わり。
初めて会う日をいつにしようかとなり。
私の誕生日が8月頭で近いし、折角だから誕生日当日、仕事が終わった旦那様を迎えに行って、旦那様の家で誕生日のお祝いをしようか、と約束。
だけど、まだ正式にお付き合いしましょうとはなっていなかった私たち。
誕生日の2日前、いつものように長電話をしている途中、旦那様から「あ、そうだ。ちゃんと言うね」の言葉。
頭にハテナが浮かぶ私に旦那様から「正式にお付き合いしてください、将来を視野に入れて。一美はずっと苦労してて、頑張ってきたからこれからはそばに居て幸せにしたいって思った」
そんな風に思ってくれたことが嬉しくて。
もちろん、私の答えは「はい」
その2日後、誕生日に初めての顔合わせ。
待ち合わせの場所で仕事帰りの旦那様を待っていると、スマホが鳴る。
通話ボタンを押しながら、車の運転席から周囲をキョロキョロ。
あっ!
スマホを耳に当て、こっちを見ていた旦那様と私の愛車の距離は10メートル位あったのに、お互いの視線がしっかりと合ったのがわかったのが、今思い出しても不思議。
待ち合わせの時間は、旦那様の退勤時刻に合わせて19時過ぎで、夏場でも暗くなる時間。
あの時の旦那様の顔は、今でもハッキリと思い出せるのです。
ちなみに、実際に会った旦那様は画像よりもカッコよかったです
電話で散々盛り上がっていたおかげで、会ったのは初めてのはずなのに、そんな垣根どこに行った?ぐらいの勢いで、電話での雰囲気そのままに打ち解ける事ができたのも、今考えると不思議。
甘いものは得意でない旦那様だけど、いちごのケーキは好きと聞いていたので、2人で仲良く食べた夜。
(旦那様は『本当は自分が買って用意したかった』と言ってましたが…。退勤時間にはケーキ屋さんは閉まってしまうので、私が買って行った)
日付けが変わる時間まで、一緒に過ごした誕生日。
今までこんな風に誕生日を祝ってもらって、満たされて本当に幸せだと感じた1日だったのでした