震災から1年、佐原はどうなった? | ほっとひといき えりいとcafe 営業中

震災から1年、佐原はどうなった?

こんにちは。Mです。

未曾有の震災から1年経った先週の日曜日、
なんとなく気持ちが落ち着かず、
近くの被災地である香取市の佐原に足を運びました。

江戸から続く佐原の伝統的な景観。
ちょっとやそっとでは動じない趣の町並み。
そのところどころにブルーシートが残っています。

ブルーシートの青色は一年経っても決して周囲に馴染むことなく、
地震前とは決定的に何かが違っていることを主張しています。

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ブルーシートで屋根を覆われた伊能忠敬旧宅


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痛々しい姿も永遠ではない


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割れた瓦に寄せられた思いは風化しない


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あちこちの店先に並べられた瓦


この町のためにと思う気持ちを何か形に残したくて、
買い物をして回りました。

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正上さんでは、柏屋さんの最中を



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仲之助商店では、素敵な一筆箋を



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油茂製油さんでは、ピリッと辛いラー油を



震災で貴重な瓦が割れ落ちてしまっていた福新呉服店さんの店先に、真新しい瓦が並んでいます。

店内で、この瓦の裏面にメッセージを書かせていただきました。


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この一年が短かったのか、長かったのか。

たいした被害を受けなかった私には何を言っても軽い言葉になりそうですが、

一年経って、また、この先一年、また一年と、
何年経ったとしても決してなかったことにはならない───

佐原の町並みを歩きながら、そんな思いが頭の中を回っていました。

自然の猛威を軽んじてはいけませんが、
それにも増して人間はたくましくなれるのです。
何があっても生きていく強さを秘めているのです。

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さ、お腹が減ってまいりました。
「ライスフォレスト」さんでランチです。

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このお店も昨年10月のオープンから数か月で、
ごく自然に佐原の町並みに溶け込み、人が集まってきています。

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私事ですが、昨年結婚しました。いわゆる「震災婚」組です。
いまお腹の中にもう一人の命を抱えてまして、
どんなときもしっかり栄養を取らなければなりません。

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以前なら大好きなパンだけで済ますことも


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でも、いまは栄養バランス重視
「インド風マイルドチキンカレー」サラダ・ピクルス付780円


人間のたくましさに乾杯お茶(妊婦なのでお茶で乾杯しょぼん
子どもが生まれたらビール好きなだけ飲んでやる!