信じられない
こんなにも楽しみにしていたのに
手違いで席が用意できません。なんて。
剛典の歌声を聞きたかったな…
パフォーマンスを見たかったな…
手で拭って無かったことにしようとしても涙が溢れてくる
せめて一瞬でも同じ空間を感じておきたいと退場していくお客様と反対に会場へと入っていった
「ねー待って。」
涙ぐむ私に向かって手を振っている剛典
???
ついには幻が見えてる…??
「今日はごめん、もうこんなずるいことないようにするから。」
驚きと緊張で無言で固まる私に強くて優しいハグをしてくれた
「また必ずライブやるから、必ず会おう。」