連絡くれて嬉しかったですなんて言われたら期待しちゃうじゃん…
岩田「…っ/////」
楓「岩田さん…?どうかしましたか?」
岩田「いやいや、何でもない。さ、食べよ。」
岩田「それにしても石神さん、なかなか食べるね!」
つい会話に夢中で気づくとテーブルには何枚ものお皿が空になり並んでいた。
楓「ビックリさせちゃいましたか?実は意外と食べるんです私(笑)公演前は食事を取らないようにしてるので特に今は。あっ、私が大食いだってことは秘密にしておいて下さいね(照)」
岩田「大丈夫、誰にも言わないから。でも一緒にたくさん食べてくれる人との食事は楽しくて好きだから、東京戻ってからまたご飯誘ってもいいかな?」
楓「はい、もちろん。」
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レストランを出て二人はエレベーターホールへとゆっくり歩いていった。
楓「岩田さん、ご馳走さまでした。」
岩田「とんでもない、俺が誘ったんだし気にしないで。」
楓「ありがとうございます。もう時間も遅いので部屋に戻りましょうか。」
岩田「そうだね。今夜はありがとう。」
“エレベーター到着の音”
楓「あっ、もう来たみたい。」
岩田「俺は次のエレベーターに乗るからどうぞお先に。」
楓「ありがとうございます。明日撮影頑張って下さいね。おやすみなさい。」
岩田「おやすみ。」
先にエレベーターへ乗り込んだ彼女は小さく手を振って扉を閉めた。