「…そうなんだ。」
臣「なぁ、パスタとかどう?てかパスタくらいしかすぐにできないかも。」
「パスタ好きー!私も手伝うよ。」
臣「じゃぁあっちの棚にある大きめの鍋出して。」
「えーっと、これ?あっ、わっ!」
背伸びして手がギリギリ届いたと思ったら鍋が思ってたよりも重くてバランスを崩しかけた
臣「おいっ!」
臣くんが後ろから私の手と鍋を支えてくれた
「危なかった~」
臣「大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫、ありがとう。」
臣「届かないならそう言えよな~」
「いけると思ったんだもん(笑)」
臣「ホントお前って昔っからそうだよな。」
「?」
臣「自分でなんでも頑張っちゃうじゃん。なんて言うか…甘え下手?」
「そうかな。」
臣「気づいてないとこがまたそうなんだよ。…俺にはなんでも甘えろよ。」
「えっ…/////」
臣「頑張りすぎていつかお前の綺麗な心が割れるんじゃないかって不安なんだよ。」
臣くんにそっとギュッと肩を抱き寄せられた
「臣くん…」
臣「俺が守ってやるから、俺の傍にいろよ。」
「いいの…?」
臣「俺がそう言ってんだからいーの。」
「嬉しい。私ずっと臣くんと一緒にいたい。」
臣「忘れるなよ、ずっとだからな。」
「臣くんこそ~(笑)」
臣「俺は子供の頃からそう思ってきたから絶対に忘れない。」
昔一緒に流れ星を見たあの日からずっと心に決めてた。
お前とずっと一緒にいる。
俺がお前の一番傍で守ってやる。
昔も今日も、あの空に輝いていた光に誓ったんだ。
fin