靴擦れをおこした靴は手に持って裸足でビルの出口へと向かった



臣「足、冷たくね?」



「大丈夫、大丈夫。」



臣「車にサンダルあるからそれ持ってきてやるよ。ここでちょっと待ってろ。」



「うん。」



戻ってきた臣くんからサンダルを借りて歩き、臣くんの車に乗り込んだ



臣「なぁ…この後俺んち来ない?」



「えっ…///」



臣「お前明日休みだろ?」



「そうだけど…」



臣「予定あんの?」



「特にないけど…」



臣「飯一緒に食べようぜ。」



「だけど…」



臣「けどけどうるせぇなぁ(笑)ほら、行くぞー!」



「…うん。」



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臣くんの家は高層マンションの角部屋。



臣「テキトーに座ってて。」



「へ~!シンプルな部屋だね。」



臣「言い換えれば何もないだけだけどな。」


「昔は割と散らかってた記憶が~(笑)」


臣「あれはいつもみんなが遊びに押し寄せてくっからだろ~(笑)」


「他のみんなもここに遊びに来るの?」


臣「いや、地元の友達でここに来たのはお前が初めて。」