莉子『それじゃぁまた会えるのを楽しみにしてるね。』
岩『俺も。…好きだよ莉子。』
莉子『ありがとう。またね。』
電話が終わったスマホを机に置いて、腕を組みスマホを見つめる。
岩「…あぁ、なんでかなー。はぁ…」
NAOTO「お疲れ!あれ?まだがんちゃんだけ?」
岩「お疲れ様です!」
NAOTO「な〜にため息なんてついちゃって、どーした?」
岩「いや、なんでもないっすよ。」
誤魔化すようにニコッと笑った俺を見てNAOTOさんは真剣な顔になる。
NAOTO「俺には誤魔化しても無駄だ、がんちゃん。」
岩「…。」
NAOTOさんは静かに隣の椅子に座った。
岩「実は、僕の記憶違いかもしれないんですけど好きだって向こうから言われたことないんですよ。一応彼氏なんだけどなぁ。」
NAOTO「…ん?誰から?」
岩「いやいや何言ってるんすか、莉子からですよ。」
NAOTO「…ん?」
岩「…ん?」
NAOTO「……えーーーっ!何それ俺初耳だけど!」
岩「あれ??付き合うことになったって話しませんでしたっけ?」
NAOTO「話してない話してない。がんちゃんから何も聞いてませんわっ(泣)」
岩「すみませんっ(笑)NAOTOさんのご協力?もあり3ヶ月くらい前から莉子と付き合ってます。」
NAOTO「マジか〜!」