翌日。



莉子「今日も1日宜しくお願いします!」



店員「「お願いします。」」



今日もいつもと同じように1日が始まる。



忙しい中に充実のある1日になりますように。



店員「いらっしゃいませ。」



男性「すみません、神田さんお願いできますか?」



店員「はい、少々お待ち下さい。」



莉子が事務室で書類の処理をしているところにスタッフが走ってきた。



店員「オーナーすみません、お客様です。」



莉子「私に?なにかの営業かしら…」



莉子「お待たせしま…した…」



男性「よっ!」



莉子「アキラ?!どうしたの?」



アキラ「いやー、莉子の店みたくてさ。」



お店へ来てくれたは幼馴染のアキラ。



近所に住んでいて幼稚園から高校生まで一緒にスクールライフを過ごした。



アキラ「可愛いお店じゃん!莉子らしい。」



莉子「ありがとう。仕事忙しいんじゃないの?この前の同窓会にも来てなかったじゃない?」



アキラ「同窓生行きたかったんだけどちょうどニューヨーク支社にいたから行けなくてさ。」



莉子「さすがアキラの会社は規模が違うわね。」



アキラ「な、今夜時間ある?東京に来たのはパーティーがあるからでさ。色々な業種のトップもいるから仕事に役立つだろうし、母さんが莉子も呼んでと言っててさ。一緒に行ってくれないか?急で悪いけど頼む!」



莉子「うーん…いいよ。久しぶりにおばさんに会いたいし。」



アキラ「それじゃあ18時に迎えにくるから!」



カフェタイムまでの営業にして片付けを終えたところでアキラが迎えにきた。