莉子「こんばんは♪来てくれてたのね。」



岩「な、莉子!次のデート遠出しにいこう、ほらこの前行きたいって言ってたあそこにさ。」



莉子「え…あ、うん。」



岩「あとさ、今日お店終わってから出掛けれる?」



莉子「うん大丈夫だよ。」



岩「じゃぁ店出たらタクシー呼んで待ってるから。」



閉店まであと数分になると俺以外は誰もいなくなっていた。



カウンター内の奥には莉子とまたあの男性スタッフ。



中村「もしかしてあの方、オーナーの彼氏さん…ですか?」



莉子「っ?!/////////あのね今仕事中だからそういう話は…」



中村「好きな人の気になる人は分かる方なんです、僕。」



莉子「…。」(あ、22時だわ。)



中村「僕会計いきます。」



莉子「いいよ、私が…‼」



中村「ありがとうございました。お会計はこちらになります。」



岩「ご馳走さまでした。それと莉子は俺の彼女なんで。」