今夜は音楽番組の生放送。



三代目で出演するから差し入れにお店のサンドイッチをお願いしたい。とがんちゃんから話があって楽屋まで持ってきた。



コンコン



莉子「失礼します。」



NAOTO「あ!」



莉子「お疲れさまです。」



NAOTO「莉子ちゃんじゃん!」



私に気づいて一番置くに座っていたがんちゃんが近づいてきてくれた。



莉子「お疲れ様。はいこれ。」



岩「ありがとう。パフォーマンス見ててくれた?」



莉子「もちろん!がんちゃんかっこよかったよ♪」



岩「ありがと。」



NAOTO「なに二人でコソコソ話してんの〜??(笑)」



岩「なんでもないっす。」



莉子「あの!皆さん良かったらこれ召し上がって下さい。岩田さんに頼まれましてうちの人気メニュー持ってきました。」



岩「僕からの差し入れです。」



私はテーブルに珈琲とサンドイッチを置いた。



臣「あ、サンドイッチある。いただき。」



隆二「ん!うまっ!」



直己「ありがとうございます。いただきます。」



エリー「サンキューです。」



健二郎「おおきに!」



莉子「いえいえ。」



岩「やっぱりおいし〜!おかわりしよっかなー」



NAOTO「ちょっと待て!7個あったから1個ずつだ!」



隆二「チェック入ってた、さすが(笑)」



臣「クククッ(笑)」



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少ししてから私は楽屋を出た。



エレベーターへ向かう途中、人気のない廊下で後ろから肩をトントンと叩かれた。



莉子「!!」



岩「サンドイッチとかありがとう。」



莉子「こちらこそご贔屓にありがとうございます(笑)皆さん喜んでくれたみたいで良かった〜♪」



岩「また店に行くってNAOTOさん言ってたよ。」



莉子「本当?!♪また明日からも頑張らなきゃ〜」



岩「俺もまた行くから。」



莉子「うん、待ってる。」



岩「莉子、あのさ、」



莉子「なぁに?」



岩「…いや、いいや。また今度にする。」



莉子「気になるな〜?♪」



岩「…やっぱりいいから。」



莉子「そう?それじゃぁ私、帰るね。」



岩「帰り気をつけて。」



莉子「うん。またね♡」



岩(小さくバイバイと手を振る莉子、可愛いな…//////)



がんちゃんは莉子がエレベーターに乗り込むまで見届けていた。