2回戦目も勝利し、ドッチボール大会は閉会した。



莉子「今日は本当にありがとう。がんちゃんのおかげで勝てました。」



岩「お役に立てて良かった〜。莉子ちゃんの頬の腫れひいてきたね。もう大丈夫そうかな。」



莉子「はい、もう大丈夫です。それと…あの、この後良かったら一緒に夜ご飯食べに行きませんか?」



岩「うんいいよ!あ、でも着替えたいから一度帰っていい?思ってた以上に汗かいちゃったんだよねー」



莉子「私も一度帰るのでそれじゃぁ…1時間後にまた。」



岩「了解っ!」



1時間後私のお店にがんちゃんが来てくれた



私のお店から少し歩いたところにある焼肉屋の前で私たちは足を止めた



莉子「ここでいいですか?」



岩「焼肉いいね!俺大好物!」



ガラガラガラ…



扉を開け店内に入ると大柄な男性が出迎えてくれた



店員「いらっしゃーい!」



岩「あっ!今日一緒のチームだった…!」



莉子「そうなの、ここ同じチームだった彼のお店なんです。」



店員(チームメイトだった彼)「今日はお疲れ様!君が来てくれて助かったよ〜!今夜はサービスするからたくさん食べてって!」



岩「はい、ありがとうございます!」



莉子「オーナー、ありがとうございます。」



個室の席に通してもらい店員さんオススメのメニューでオーダーした



火鉢の炭火で焼くお肉は美味しかった



岩「あ〜食べ過ぎた〜」



莉子「ごちそうさまでした。私も食べ過ぎちゃいました(笑)」



オーナー「2人はこの後見てくんだろ?」



岩「???」



オーナー「今夜は商店街の一部の古民家の道に行灯がたくさん出てるんだ。」



莉子「そうでしたね!もう暗いから始まってるかな…」



岩「せっかくだし見に行こうか。」



莉子「うん。」