美咲「手が届くようで届かないこの一歩…」
岩田「え?」
美咲「二人の距離が、あとたった一歩だけ…」
私は一歩分あいている隙間を埋めるようにがんちゃんにギュッと抱きついた。
美咲「電話もメールもなくして離れて、心まで離れてしまわないか、私怖かったの。
もうこうして触れられなくなるんじゃないかって…」
岩田「不安にさせてごめん。
絶対に俺の心は美咲のものだから。
手の届かない場所にいても気持ちは隣にあるから。」
美咲「ずっとそう信じてていい…?」
岩田「うん、俺は美咲だけ。
愛してるのは、これからも愛し続けるのは美咲だけ。
だから美咲もずっと俺の傍にいてよ。
ずっと俺を想って。」
美咲「うん。
私が好きなのはずっとがんちゃんだけだよ。」
ずっと、ずっと大好きだよ。
いつもがんちゃんを想ってる。
いくら会えない日が続いても
信じてるからもう遠いって思わないよ。
私たちの心の距離は一歩未満。
離れない。
いつまでも離れない。
いつまでも手を離さない。
いつまでも一緒に居たい。
心の中で愛がそう叫んでる。
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美咲「それにしても、ヒドイ。」
ジーっとがんちゃんを見つめる。
岩田「え…なにが…?!」
美咲「…この髪!(笑)」
私は笑いながらがんちゃんの髪を荒く触った。
岩田「ビビった〜…。なんか怒られるかと思ったし。」
美咲「フフフッ(笑)
ごめんごめん、ちょっと意地悪めに言ってみた(笑)」
岩田「可愛いヤツ〜(笑)」
がんちゃんは私を思いっきり抱きしめる。
岩田「シャワー浴びたら髪のクセ直るし、一緒に浴びよ?」
美咲「一緒は恥ずかしいから、がんちゃん先に浴びてきてよ…」
岩田「いいじゃん、一緒にいこうよ♡」
美咲「…やだ//////」
岩田「今更照れんなよ、俺美咲の全部知ってんだから♡」
服の中にスッとがんちゃんの手が入ってくる…
美咲「がんちゃんっ…待って…シャワー浴びてから…//////」
岩田「もうシャワーめんどくなった。
このままベッドいこ?♡」
美咲「ちょっ…待ってってば…/////」
岩田「やだ、待たない。待てない♡」
fin