私と里沙は撮影が終わって三代目メンバーみんながスタッフと去っていくと同時にビーチを離れてホテルへと戻ってきた。


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もう寝る時間なのに



ハワイの輝く夕陽と



カッコイイ三代目のメンバーのみんな、



そして、より心惹かれるがんちゃんの姿が



私の目に焼き付いて



私の心の中を満たしていて



なかなか寝れなかった。





美「あ、LINEだ。」



岩《今日撮影場所に来てたよな?
  また顔見れて良かった。
  ‎
  俺は今から飛行機です。
  先に日本に帰ってる!
  戻ったら連絡して。
  次は‎ゆっくり会おう!》



美「そっか、もう帰るのか〜…」

 

里「その反応は…LINE岩田さんから?」



美「わ!里沙寝てたんじゃなかったの?(笑)」



里「な〜んか胸が高鳴っちゃって眠れなくて(笑)
  岩田さんたちさっきまで撮影してたのに、もう帰国なんだね。」




美「日本に帰っても忙しいんだろうな〜。」




里「でもこっちで会えたんだし良かったじゃん!
 ハワイに来て正解だったね!」



美「うん、そうだね。」




里「私たちはまだ2日あるし、めいっぱい楽しんでこー!」




美「明日は買い物とエステってのはどうかな??」




里「いい!そうしよ!」




美「じゃぁ早起きしなきゃね♪
  おやすみ。」



里「おやすみ〜」






翌日も、またその翌日も私は里沙とハワイを楽しんだ。



そして今日は帰る日。



ハワイに来て日常を忘れて親友と遊んだこと、



がんちゃんと過ごしたあの夜のこと、



その全てが忘れられない思い出になった。