『お疲れ様でしたー!!』

ライブツアーは無事最終日を迎え、今日はその打ち上げ。

同僚「いやー、◆さん頑張ってたなぁ!お疲れ様!」

◆「先輩もお疲れ様です。色々教えていただきありがとうございました。」

同僚「またライブの仕事で一緒になったら宜しくな!」

◆「はい!」

そんな会話をしていたら、三代目J Soul Brothersのメンバーが挨拶を始めた。


岩ちゃん…


見つめる先はやっぱり岩ちゃん。

仕事中も見つめちゃってたな〜と思ったその時、


バチッ!!


えっ、うそ!?今、完璧に岩ちゃんと目が合った!

ドキドキドキドキ…♡

自分の胸がかなりドキドキしているのが分かる。

きっと実際は1秒くらいなのに私には1分やそれ以上に長く感じた。

そして打ち上げは盛り上がり始め、みんなお酒も進み始めた。


同僚「メンバーに挨拶しておこうか。」


◆「は、はいっ!!」


同僚「音響機器でお世話になりました、○○会社の□□です。ツアー大成功でしたね。お疲れ様でした。ありがとうございました。」


◆「お疲れ様でした!ありがとうございました!」


健「お疲れ!」

岩「お疲れ様〜」

そして岩ちゃんは目の前にいた私の左肩をポポンっと優しく叩いた。


◆「/////お、お疲れ様でした。」

嬉しすぎて顔が赤くなっていることが自分でも分かった。


岩「◆さん…だったよね?またお世話になる際は担当宜しくお願いしますっ!」


◆「はいそうです、◆と申します!名前覚えていて下さったんですね。」


岩「もちろん!ライブツアーを創り上げた大事なメンバーだからね!
それに…」


◆「それに…?」


岩「なんだかよく目が合う気がして…」


◆「‼ /////」

うわー。私が見つめてたの気づいてたんだ…

目が合いそうになったら反らしてたはずなのに…


健「目が合うってのはお互い意識して見てるからちゃうか〜?
な、岩ちゃん?♪」


岩「…そうかもしれないっす」


◆「////////////」


同僚「……。
   ◆さん、他の会社スタッフにも挨拶いこうか。」

◆「あ、はい。」

もう少し話していたかったな…


岩「それじゃぁ……またな!」

そう言いながらがんちゃんは私にニコッと笑ってくれた


その笑顔は素敵で、打ち上げが終わり帰宅してからも私の頭から離れなかった