欧州株式市場は5日続落、ハイテク・銀行株に売り
3月5日 ロイター
[フランクフルト 4日 ロイター] 欧州株式市場は5日続落。米半導体大手インテルの弱気見通しを嫌気しハイテク株が売られたほか、銀行決算に対する警戒感から金融株も軟調となった。FTSEユーロファースト300種指数は18.14ポイント(1.40%)安の1279.97。
DJユーロSTOXX50種指数は65.31ポイント(1.78%)安の3610.20。
パイオニア・インベストメンツの欧州株ファンドマネジャー、トーマス・ラディンガー氏は「第1・四半期決算が良い数字にならないとの懸念がある限り、様子見が続く」と指摘、引き続き銀行の決算に対する不透明感があると述べた。
メリルリンチが米シティグループ<C.N>の第1・四半期決算が1株当り1.66ドルの赤字となるとの予想を示したことや、米通貨監督庁(OCC)が、米銀行は、クレジットカードや商業用不動産ローン
の貸倒れに備えるべき、との見方を示したことで、金融機関をめぐる警戒感がさらに高まった。
HSBC<HSBA.L>は2.7%安、UBS<UBSN.VX>は3.4%安、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>は3.1%安で引けた。
インテルは、メモリーチップ価格の下落により第1・四半期の粗利益率見通しを引き下げた。これを受けハイテク株は売り優勢となり、ノキア<NOK1V.HE>は5.2%安、オランダの半導体装置メーカーASML<ASML.AS>は3.9%安、独半導体メーカーのインフィニオン<IFXGn.DE>は5.2%安となった。
自動車株も軟調。仏PSAプジョー・シトロエン<PEUP.PA>が2008年の欧州自動車市場の見通しを下方修正したことに圧迫された。プジョー<PEUP.PA>は5.9%安、ルノー<RENA.PA>は5.1%安、独BMW<BMWG.DE>は3.3%安となった。
商品市況の堅調を背景に鉱山株は上昇、アングロ・アメリカン<AAL.L>、ロンミン<LMI.L>、カザキミス<KAZ.L>は2.4─5.2%上昇した。
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