今日もブログを拝見いただき誠にありがとうございます。
ご要望のございましたアトピー性皮膚炎の対応を記述いたします。
アトピーはまず胃腸の管理が重要です。
方法は様々ございますが基本的に胃腸や腸内細菌のバランスを正すことが重要です。
あまりに個人により体質対応が異なるために記述が難しいですが
乾燥・紅斑・部位・浸出液・原因・生活環境・アレルゲンなど考慮して漢方薬をご服用いただきます。
中医学分類で血熱・気虚・内風・湿熱・血虚・熱毒など要因分類様々ございますが
紅斑の経過の長い方でステロイド長期使用の方は体質改善に時間がかかることが多いです。
漢方薬を服用することで邪が外に出てくることがあるため紅斑が一時的に悪化いたします。
ステロイドで抑えられているものが外出するためです。このような状態では痒みも増悪することが多いです。
体力のある方には1日断食をお願いすることもございます。
私は少しずつ症状が外側に出るように調整いたします。このためにも腸の状態を整えることがとても重要となります。
便秘はアトピー症状を悪化させます。無理矢理便を出しても症状が大きく動くことがあり一時的に悪化することがございます。
自然な形での便通がベターです。
乾燥タイプで紅斑のないタイプのアトピー性皮膚炎は紅斑の出ているタイプの方より漢方薬の効果が短期間で出やすいことが多いです。
混合タイプの方は部位によりアトピー性皮膚炎のタイプが違うことがあり時間がかかることが多いです。
店頭ではほぼ混合型(浸出液・紅斑・丘疹、上半身のみ紅斑・浸出液・下半身は乾燥など)のご相談が多いです。
混合タイプの方には日常生活も節制お願いすることがございます。これは本当に心苦しく申し訳なく思います。
私のお選びする漢方薬で患者様の痒み・症状が変わりますので責任を感じます。
既製品には添加物が入っているものもございますので煎じ薬での対応も多くなります。
私は紅斑タイプで熱症状のある方には白虎湯の煎じ薬をよくご服用いただきます。
知母・石膏・粳米・甘草の4種類の処方ですがシンプルな分効果もわかりやすいです。
ただし浸出液のある方の場合には控えることもございます。
ストレスの多い方には竜胆瀉肝湯・黄連解毒湯なども効果的です。
ご服用開始から1か月は症状が動くことが本当に多いので短い期間でのご服用ご相談が望ましいです。
乾燥のみの方は当帰飲子などが有効です。
症状が複雑な場合は短い期間でのご相談をお勧めいたします。
ご興味のございます方はご相談ください。
もしよろしければホームページご覧下さい。www.e-ichiyoshi.jpです。
よろしくお願いいたします。