今日もブログを拝見いただき誠にありがとうございます。
昨日はブログの更新ができず申し訳ございません。
めまいについて記述いたします。めまいは急なもの・慢性的なもの・自律姿勢の保つことのできないもの・ふわふわした感じもの
など様々ございます。高血圧・低血圧・貧血・甲状腺疾患などでも生じることがございます。
東洋医学でも気虚・血虚・腎虚・脾虚・痰湿・瘀血など取り上げるときりがないほど原因がございます。
西洋医学は病名をつけて薬剤投与などを行いますが、東洋医学では弁証をして症状・状態に対して漢方薬をご服用いただきます。
東洋医学の方がとらえる幅が広くなります。
体質状態を考慮し五臓六腑の悪いところ弱いところ、災いをなしている邪や原因、生活環境など患者様の日常生活も考慮いたします。
このような事情からめまいの症状にめまいとは全く関係のないような漢方薬をご服用いただくことがございます。
以前肌色の白い痩せた小学校高学年の女の子が突然めまいが生じ困っているというご相談がございました。
めまいは揺れる感覚で3か月前風邪を罹患してから生じたそうです。冷え性がありますが元々元気です。
血圧や貧血もなく食事・水分量・二便にも問題はございませんでした。
今まで呉茱萸湯・半夏白朮天麻湯・釣藤散・六君子湯などをご服用されても全く改善されませんでした。
四診から月経のことを伺いました。初潮は昨年、まだ毎月月経は来朝しておりませんが風邪を罹患後は止まっているとのこと
風邪症状は罹患後すぐに2~3日で治癒したとのこと
寒熱往来の代わりにめまいが生じることがあると教えていただいたことがございました。
ご家族の話では風邪はなんとなく月経来朝時期かな?と思われる時に罹患したそうです。
柴胡桂枝乾姜湯をご服用いただきました。3週間ほどのご服用でめまいはほぼなくなりました。
子宮血室に月経時侵入した風邪が治りきらず体調を乱していたということが推測できます。
現在は婦人科を整えるために婦宝当帰膠をご服用いただいております。
体質や状態に合わせた漢方薬をご服用されることはとても重要です。
めまいは特にそれがはっきりと出やすいです。
めまいでお困りの方は病院の治療だけだはなく相談薬局でのご相談も選択の一つに入れていただければ嬉しく思います。
もしよろしければホームページご覧下さい。www.e-ichiyoshi.jpです。