続きです。
東洋医学は二面性に分析することが基本です。光と闇・火と水などです。
大きく八綱(陰陽表裏虚実寒熱)に分けられます。
両親が人当りよく常識道徳があり、会話も上手で生まれつき美男美女金銭的にも恵まれた家庭にて育った方は、明るく闊達人付き合いも上手な人間性に育つことが多いです。つまり優はもちろん情も「愛情」に満ちた人間になりやすい
その反対であれば優少なく、情も「非情や哀情」になりやすいです。無口になりやすく我慢多く活力も少なくなることが多いです。
二面に分けるとき優は表、情は裏となり同じ病状でも体内での病状生成は異なります。
普段から満たされストレスのない方が、理不尽なストレスがかかると今まで経験がないためすぐに表面的な胃痛などを生じたりします。
幼いころからストレス多く我慢されている方は、少しのことではストレス抵抗性が高く胃痛を感じにくいことが多いです。もし胃痛が出ているようであれば、普段からストレスのない方に比べて病状は表面的ではなく内部に及んでいることが多いです。