煎じ薬とは生薬(草花や動物性の原材料)を組み合わせたりして熱湯にてグツグツと煮出してその湯液をお薬として服用するものをいいます。
例として有名な葛根湯(かっこんとう)とは
上段左寄り右へ、麻黄(まおう)・葛根(かっこん)・大棗(たいそう)・芍薬(しゃくやく) 下段左から桂枝(けいし)・甘草(かんぞう)・生姜(しょうきょう)
以上の生薬が組み合わされ葛根湯と呼ばれます。
これらを一つにまとめ土瓶などに入れ、水から煮込むことで作成します。
材料により火力の強弱が異なります。
一般的には中火で沸騰後、とろ火にて40~60分くらい煮込むのが多いです。
効能効果は一般の粉や顆粒のエキス漢方薬よりも、直接煎じてご服用いただく方が効果が高いと思われます。
私も煎じ薬大好きです。以前に比べると利便性に優れないためか開店当初より煎じ薬ご服用のお客様が減少しております。
貴重な文化でもある煎じ薬(湯液)の文化を残すことができればと思います。
煎じ薬にご興味のある方はぜひ一吉漢方薬局にお問い合わせいただければと思います。
ホームページからもメールお問い合わせ可能です。
よろしくお願いいたします。