
まあ~るく○
高校時代の恩師と朝のメールのやりとりで「五太郎石」の話題になりました。先生は50歳くらいから興味を持ち始め、限りなく球に近い石を求めていたのだが、未だに見つからないと話されておりました。
それは禅の思想で年を重ねて欲という垢がとれていくからだと思います。五太郎石は「一円相」の象徴しているからでしょう。人生は荒波に揉まれて転がり落ちる石ころと同じだと思います。人間は生まれる時も「無」に、死んで「無」に帰ることが理想です。般若心経はそれを説いております。
がしかし、無欲で生きていけないのも人生。川の流れのように穏やかに終わりたいものですが…。