
「アカルサハ、ホロビノ姿デアラウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ」
(『右大臣実朝』【1943】)
今日は太宰治先輩の「桜桃忌」であります。
坊主より
姫多かりき
桜桃忌
(塩見恵介「虹の種」)
昭和23年6月19日の早朝、東京・三鷹の玉川上水で作家太宰治の遺体が発見されました。ともに川に身を投げた山崎富栄の遺体と太宰の体は紐で結び付けられていました。太宰の「桜桃」という小説から6月19日を「桜桃忌」と呼ぶようになりました。
「選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり」(ヴェルレーヌ)
そんな「桜桃忌」の朝に外へ飛び出しました。ひんやりとした空気が極東ハバロフスクを彷彿させます。会社に用事があり、堤川を通ってきました。
八甲田連峰を背景に滔々と流れてました。かつて5年前にはよくこの河畔をウォーキングしておりました。家々の花々が美しく目を楽しませてくれました。
一歩踏み出さないと風景は変わりませんね。まずは動く!今日も元気にスタートです(^o^)/