「尿する裸僧」 ガビーン!日本経済新聞の「詩魂の画家10選」で取り上げられた作品に衝撃を受けました。「イバリスルラソウ」が正式な呼び方だそうです。信濃デッサン館に展示してあります。白黒だと迫力がありませんが、カラーだとガランス(深い茜色)に村山槐多画伯の情念を感じます。22歳で夭逝した槐多画伯が1915年19歳の時の作品。私はルオーのような強烈なインパクトを受けました。 「強くて悲しい火だるま槐多」(高村光太郎)