
文藝春秋の新年号掲載。この手記を元旦に読もうと残しておきました。
「諸行無常」で始まり、飾り気のない文章に人柄が滲み出ておりました。
「往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし」
二度「千日回峯行」を満行なされた酒井雄哉大阿闍梨さんと出会ったことが大きな出会いになりました。
1977年公開「八甲田山」が自分の人生を変えたと書かれて、撮影の苦労話や森谷司郎監督との秘話が書かれてありました。
「生きるのに必死だからですよ!」
いぶし銀のような健さんの淡々とした生き方を胸に刻んで私も日々精進いたします。合掌。