
本日の東奥日報夕刊「明鏡欄」に掲載になりました。キーワードは「見極め」です。なお、ある会社創業者の言葉はカルピス創業者であられます三島海雲氏の言葉であります。今年は「明鏡欄男」と揶揄されるくらいに投稿して、また掲載していただきました。賛同してくれる方もいれば、よく実名で臆面もなく投稿するものだという反感も多かったです。特に利害関係がある方には批判を浴びました。経営者としてみれば、私の投稿はご商売とリンクして読まれるようですが、私の目は、一市民目線で見ているつもりです。
未来は今にあります。今を嘆いていると未来も嘆くことになります。今を懸命に生きれば将来はひらけると信じて投稿しております。有言実行の人でありたいと思います。来る2015年にはもっと光を見出したいと思います。報恩感謝。
「高い志があるか 見極めて一票を」
衆院選が告示され、1191人が小選挙区・比例区に立候補した。本県選挙区でも12人が立候補した。雪降る中、投票日へ向けて「お願いコール」が街頭に響き渡る。もっともらしい顔でもっともらしいことを言う人を見極めることが大事だと、自分に言い聞かせている。その人は立派なことを言っているものの、日常の生活はどうなんだろうか? 何を言っているかではなく、その人の生き方が実践的であるかどうかが、私の候補者に対する「見極め」である。私たちは、党利党略・私利私欲を捨て、国家のために高い志があるかどうか、候補者をしっかりと自分の目で見極めなければならない。
◇ある会社創業者が「人間である限り欲望を持たぬ者はいない。しかし、その欲望は小さな私欲ではなく、国家や社会に利福をもたらす大きな欲望でなければならない」と述べていた。その言葉を今、候補者の街頭演説を聞きながら反すうしている。私たち有権者も決して不平不満分子であってはならない。批判のための批判家であってならない。暗闇を呪うより一本のキャンドルでも火をともそう! 一寸先は闇ではなく、光だと信じて一票を投じよう。
(青森市・船橋素幸)