

朝活読書の本です。大変読みやすく、一気に読み終えて、涼風が心の中に吹き感銘を受けました。
自分が思うままに信じるところを自在に生きたい…良寛さんのシンプルな暮らしと考え方に共鳴しました。
「寝食を忘れて打ち込むことがある。それが仕事であったり趣味であったりするが、誰でも人生に一度や二度は遭遇するものである。その一生懸命に打ち込む顔や姿は見ていて美しい。輝いている。そこには損得や打算がないからである。そして情熱に燃えて取り組んでいるときは周囲が何を言っても聞く耳を持たないものである。そんなときはやりたいだけやらせたらやったらいい。周囲がブレーキをかけないほうがいい。本人もあとになって決して後悔はしないはずである。誰でもが持てない貴重な経験が自信や心の拠り所となって人生の大きな分岐点では役に立つものである」
(いのちの落語家・樋口強「今だからこそ良寛」)
ぬすびとに
取り残されし
窓の月
どこまでも優しい良寛さんです。ほんにおれがありがとう。