


偶然に出会った女子陸上パラリンピック選手の佐藤真海さんの本です。
1982年3月12日宮城県気仙沼市に生まれました。早稲田大学在学中の2002年4月に骨肉腫発症により右足膝下を切断しました。障害スポーツに全身全霊をかけて取り組んでおられます。
2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会プレゼンテーターとして爽やかな印象的なスピーチで審査員たちを魅力しました。
そこまでの経緯を書いた本です。行間から切断時の痛みや抗がん剤治療の苦しさがにじみ出てますが、佐藤真海さんの前向きな姿勢に感動して一気に読みました。
「神様はその人に乗り越えられない試練を与えない」
闘病中に何度も言い聞かせた言葉です。
「倒れなければ、倒れた時の苦しさもわからないし、起き上がった時の喜びもわからないのです。倒れた目線で世間を見ることもできません。人生においてたいせつなことは倒れないことでもなく、起き上がること。そして倒れたことによって、強くなってゆくことなのです(渡辺和子先生)
The positive thinker sees the invisible,feels the intangible,and achieves the impossible.
(前向きに考える人は見えないものを見て、カタチのないものを感じ、そして不可能な事を達成するのだ)