「限界を知る」 | motoの徒然なるままに…Ⅱ

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日々是好日日記
2006年9月:gooブログでスタート
2025年9月:Amebaに移行しました



伊集院静さんの感性の金槌でいつも頭を叩かれております。
毎朝、大人の人生相談「悩むが花」をチマチマ読んでます。
伊集院静さんを10歳年上の兄貴と思いたいくらいシビレル人生相談の迷回答です。

今朝は研修医からの初めて死と向き合う話でした。

「医者の出発は患者の死と向き合うことからはじまるの。わしの主治医の先生は最初の患者が亡くなった時、何もできないから、その患者さんが作った童謡を病室で直立不動で歌ったんだと。医療に限界があるんじゃなくて、医療とは最初から限界を持っているものなんだ。医療に限らず、仕事というものは自分が無力だと知った時から、進歩がはじまるんだ。どんな仕事も限界を感じて、初めて仕事の本質を見つめられるものだ。何ひとつできなかったじゃないか、という疑問を抱いた時から何かを人間ははじめるんと違うのか」


限界突破は本当は限界を知ること。人生にも限界があります。限界を感じながら生きることだと気づきました。